日本の伝統 発酵の科学 微生物が生み出す「旨さ」の秘密 / 中島 春紫


味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物、鰹節。

微生物を巧みに使いこなし、


豊かな発酵文化を築いてきた日本。

多様な発酵食品の歴史をたどりながら、

科学の視点からも理にかなった伝統の技や、

和食文化を支える多彩な発酵食品について、

探求しています。

「さしすせそ」と覚える日本料理の基本調味料。

「さ」砂糖、「し」塩、「す」酢、「せ」醤油、「そ」味噌の5つだが、そのうち「す」「せ」「そ」の3つが発酵食品。

さらに、漬物はもちろん、納豆、鰹節、清酒、さらにうま味調味料の製造にも微生物の力は欠かせない。

日本は本当に発酵食品に恵まれた国で、

どれも美味しいし、健康に良い。

日本人で良かったとつくづく感じさせてくれました。

外国の発酵食品で初めて知ったものがあった。


こんな一節で紹介されています。

キビヤックは極北カナダに住むイヌイットの伝統食品である。アザラシの腹の中にウミツバメを数十羽詰め、土に埋めて数年間発酵させて作る。アザラシの脂肪とともに発酵したウミツバメの体液を啜るという、想像するのも恐ろしいほどグロテスクな食べ物であるが、犬ぞりで北極点を踏破した冒険家の植村直己氏はキビヤックが好物であったと伝えられる。幸か不幸か筆者はお目に掛かったことがないが、たとえ機会に恵まれても口にする勇気が出ないと思う。

You Tubeで検索すると結構出てきます。

更にいろいろ検索したら、食べ方が出てきました。笑

食べ方は、尾羽を除去した後、肛門から直接口をつけ、ドロドロに発酵した液状となった内臓をすする。それだけではなく、身が残った肉も、皮を引き裂きながらそのまま食べる。歯で頭蓋骨を割り中身の脳味噌も食する。

世界には色々な人がいるものです。笑

私は「納豆」くらいでやめておこうと思います。笑

10 th in October / 270 th in 2023