「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認 / 佐々木チワワ


汎用性の高い「若者言葉」はいつの時代にもある。「すごい」「やばい」「エグい」「エモい」少し前は「卍」。そして現在は「ぴえん」ではなかろうかと著者は言う。私は50代なので、「すごい」と「やばい」くらいは使うが「エグい」も「エモい」も使わない。だからもちろん「ぴえん」など、理解できない年代です。笑

著者は18歳のときに歌舞伎町で遊んでいながら、いつかこの街の文化や価値観について本を出したい、そう思い、価値観や生活や文化が私にとってはなにもかも刺激的で、後世に残すことに価値があると思ったという。

2000年生まれの21歳。世間は私たちを「Z世代」とカテゴライズして語りたがる。だけれど、我々Z世代は多様すぎる。話す言葉も、着る服も、聴く音楽も、流行りこそあるけど、みんな違う。「共通の価値観」なんてものを持ち合わせてない。簡単にくくれないのがZ世代の色だと思っている。

そんな言葉から始まりますが、50代の私には少し難解すぎた。笑 

けれど、こんな本を読むという、そんなスタンスは大事にしたい。若者を否定するだけではなく、少しでも理解できるようなおじさんで有りたいものです。笑

13 th in September / 256 th in 2023