80’s エイティーズ ある80年代の物語 / 橘玲


人気作家、橘玲氏の、自伝的な内容です。

早稲田大学に入学し上京した70年代末。

それから「宝島」の編集長として、

オウム真理教事件などの取材に当たった、

90年代半ばまでの思い出が綴られています。

著者の本は何冊か読んでいます。

「無理ゲー社会 」
「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」
「貧乏はお金持ち雇われない生き方で格差社会を逆転する」
「日本人というリスク」

アウトプットするのは5冊目ですが、多分あと数冊は読んでいます。

橘氏の本はアウトプットしにくい、そんな内容が多いんです。笑

事実、本書を読んだのは1ヶ月以上前ですが、

酒を飲みながら書いてみようと思いました。

著者は誰もが知る人気作家ですが、その若きし日の、

出会った人たちとの、体験やエピソード。

そして出会った人たちが、落ちぶれて行く様子や、

警察にお世話になる経緯など。

こんな人脈や経験があるがゆえ、

橘氏の書き物は、人々から支持を得ることが出来るのではないか。

そんなことを思わせてくれる内容でありました。

橘氏は1年の半分近く世界中旅をし、

執筆活動のネタを収集しているのだという。

なんと幸せな人生だろう。

私も「物書きになりたい」

そんな風に思わせてくれる本書でありました。笑

そして、目指すなら「小説家」だろう。

その理由は・・・

「小説家に落ちない経費は無い」という。

なんとも素晴らしい、

商売ではないか。笑

13 th in August / 228 th in 2023