ひとりビジネスの教科書 Premium 自宅起業でお金と自由を手に入れて成功する方法 / 佐藤伝


 本書の表紙にはこんな文字がある。「やるなら今しかない。」まさに本書はこの言葉に集約されている印象です。

 しっかり考え、計画を練る。様々な場面を想定し、準備してから始めようとする。とても真っ当な行動であるように感じるが、そのような行動は、インプットだけの人生になってしまい、終わってしまうことが多いという。

 そんなにインプットや自分の思想を固めることに、時間を費やすなら、未完成でもアウトプットすることこそ、一番の近道だという。「とりあえず、やってみる!」を信念とする私にとっては、なんとも心強いお言葉です。笑

 そしてそんな思想の転換が出来たら、残りの人生の最初の日。ターニングポイントで、新しい自分の誕生日と思えば様々な挑戦ができると、なかなか良いことが書いてありました。笑

 著者が推奨する「造語」に関して、とても記憶しておきたい衝動にかられたので、メモしておきたいと思います。

「ビビサク」

「ビビッと感じたら、サクッと行動する」という行動習慣を表す。即行動する分「迷ったらやめる」ことを、肝に銘じてほしいという。この「ビビサク習慣」こそ「ひとりビジネス」の成長を加速させるアクセルになる。

「さわズー」

「さわやかな、ズーズーしさ」という行動習慣を表す。「ひとりビジネス」を最短で成功させるには、このさわやかなズーズーしさが必須であり、別名「笑顔でゴリ押し」ともいい、自信を持って、ハッキリと伝え、正面から堂々とお願いする。基本はストレート。まわりくどく、あざとい変化球は必要ない。

 羞恥心やプライドがジャマをする人は「買って!」のひと言を口に出来ない。「お願いしてまで買ってもらうのは恥ずかしい」と考える人もいる。

「ビビサク」+「さわズー」=「ビビさわズー」となる。

 直感を信じ、すばやく行動。さわやかにズーズーしくお願い。この2つの行動習慣を今日から楽しんで実践して欲しいと著者は解く。

 爽やかに出来たとしても、ズーズーしさは出さないようにしてしまう。ビビッとしても、自分の頭の中だけで考え否定し収束する。私の行動に置き換えて考えても、この「ビビ」「サク」「さわ」「ズー」という、この4つを上手く組み合わせるのは難しい。

 しかし、上手く使えることが出来れば。そんなヒントを頂ける本書でありました。私にあった人。今日はずいぶん、図々しいなぁ〜と感じても、優しい目で見てください。笑

This is the 04th book in February and the 29th in 2024.