書くのがしんどい / 竹村俊助


 私も毎日なんやかんや文章を書いているので、たまに読みたくなるというか、刺激を求めて欲する系の「書くススメ」的な本書です。

 著者は最後にこの様な言葉で締めています。文章のクオリティを毎日1%ずつでも、上げて行ければ3年後、とんでもない場所に到達することができる。「伝わらない文章」が「伝わる文章」に変われば、人の気持ちを動かすことが出来るし、自分の考えや思いをわかってもらうこともできる。

 「読まれない文章」から「読まれる文章」に変われば、ビジネスもうまくいく。モノが売れるようになったり、お店やイベントにたくさんの人を集められるようになったりする。

 「つまらない文章」から「おもしろい文章」に変われば、文字だけで人を喜ばせることができる。まったく知らない人を勇気づけることもできれば、自ら価値を生み出すことができる。

 自分もその様になれるに越したことはない。笑 せっかくなので、本書で学んだテクニックをメモしておこうと思います。

 一文は短ければ短いほうがいいだとか、削ることができるものは、なるべく削るとか、短い文章で伝わるなら、それに越したことはない。

 文章は基本的に「読まれない」と考え、ターゲットを想定してたった一人に届けるイメージを持つだとか、書くときは自分をほめながらやって、読むときは自分をけなしながらやると良いだとか。酔っ払ってやっている自分には耳が痛い話です。笑

 おもしろい文章は「共感8割、発見2割」を意識して「共感」を入り口にした方がいいだとか「固有名詞」で魅力は倍増するので 「犯人だけが知りえる情報」を入れる意識をする。そして「共感、発見、感動」でシェアを誘うことを意識する。

 長文という「フルマラソン」をする前に、まずツイートという「散歩」「ジョギング」から始めないとだめだとか、書いて発信することは「世界へのプレゼン」であり、 自分のことを知ってもらえると「仕事」がやってくる。

 「自分にしか書けないこと」は誰にでもある。どんどん書いて「ギブ」することで「テイク」がやってくる。

 「書く」という、「自分を晒す」という「ギブ」は自分に戻って来る「テイク」があることを私は長年の経験で体感しています。これからも頑張って「ギブ」していくので、皆さんからの「テイク」お待ちしています。笑

04 th in January / 04 th in 2024