スモールビジネス起業の教科書_D2C物販編: 事業アイデアから集客を成功させるズルいマーケティング戦略まで / プロコン


 低リスクで安定的なスモールビジネスの起業について、様々なノウハウや思想が語られています。どうやって起業のアイデアを創出するのか、ゼロから集客を得るまでは、どの様なプロセスを必要とするのか。

 アイデアの創出について興味深いことが書いてあった。普段ワタシ達の生活は「オートパイロット状態」であり、いつもの様に朝起きて通勤し、仕事してから家路につく。無駄な情報を取り入れないように出来ている。

 そんな状態を打破するため、自分はビジネスを創出するという意識を高く持てば、カラーパス効果と、カクテルパーティ効果により、色々なところにビジネスの芽を摘み取ることが出来るのでは無いかと言っています。

 「カラーパス効果」と「カクテルパーティー効果」私が人に読書の効能を聞かれた時、必ず答える2つの効果です。更に著者はソクラテスの「無知の知」についても触れています。知れば知るほど、自分の無知を知ることが出来る。

 自分が知らない、一流でなければビジネスをやってはいけないのか。実際はそうではない。自分の会社の人間が全て一流というわけでは無いが、ビジネスとして成立している。同業者や達人たちに向けたビジネスをするなら別として、顧客に選ばれ悩みの解決をしてあげ、満足してもらうことが出来ればビジネスとして成立する。

 自分が起業するアクションには3つある。「やってみる」「調べる・学ぶ・聞く」「あきらめる」。「あきらめる」は、必然的にチャンスは消滅する。「調べる・学ぶ・聞く」はもちろん大事だが、「無知の知」により探求し時間が過ぎて行くくらいなら「やってみる」がベストだと説いています。

 私は座右の銘を人に聞かれたら「とりあえず、やってみる」と答えています(笑)。やってみなければ、分からないこともたくさんあるし、やってみたからこそ、新しい発見がある。やってみてから行う「調べる・学ぶ・聞く」はより、深くなることを過去の経験から体感しています。

 本書を読んで、本日、とあることをやってみました(笑)。全くイメージ通り行きませんでしたが、次の糧にしようと思います。

08 th in January / 08 th in 2024