100歳まで読書 / 轡田隆史


なぜ100歳まで本を読むのか?

「カンタンにいうなら、ちゃんと死にたいから。」だという。

 「ちゃんと死ぬ」とは、どう死ぬことなのか? 

最後まで知的に、豊かに、そして静かに自分を保ち、

自分はこの世界のなかの、どこに位置していて、

どのように生きてきたかを、それなりに納得して、

死ぬことではないだろうかと著者は説く。

孤独にならなければ本は読めないが、自分のこころの奥を静かにのぞきこむ、貴重な時を創出する行為。そうやって心の中の、孤独の魂を結びつけてゆく。そこに孤独という楽しさがある。

なんの本に書いてあったか覚えていないが、

人はなぜ「死」を恐れるのか。

それは「死」について「知らない」からだという。

「孤独は寂しい」そんな風潮はあるけれど、

孤独になりながら「死」について学び、理解を深めて行く。

それこそ「ちゃんと死ねる」ことなのかも知れない。笑

本書は読書について、年を重ねたなりの方法論から始まり、工夫や発想転換、楽しみ方、「本との出会い」という発想、美智子さまは大読書人だとか、村上春樹を読めとかなど、読書に関する様々なヒントを頂くことが出来ました。

著者は現在亡くなっていますが、執筆当時83歳。

私はそこまで生きれると思いませんが、

コロナのお陰で始まった読書習慣。笑

出来るだけ継続できるようしたいと思いますが、

現在の私は継続するため努力するとかそんな感じではなく、

もっともっと読まなければダメ。

そんな「危機感」を抱いています。

まさにソクラテスの「無知の知」です。笑

酒をやめれば・・・

今の3倍は読書出来ると思います。笑

でも、やめません。笑

11 th in August / 226 th in 2023