1973年のピンボール / 村上春樹


翻訳事務所で生計を立てる「僕」ひょんなことから双子の女の子と
共同生活が始まる。平凡な労働と奇妙な共同生活。

「僕」は、ある時ピンボールに心を奪われる。ジェイズ・バーで鼠が好んでプレイしていた。そのせいなのか「僕」も憑りつかれたように夢中になる。

鼠は大学を辞めて以来、ジェイズ・バーに通って、堕落した日々を送っていた。設計事務所で働く女性と関係を持つが、そのことで酷く悩んでしまう。

わだかまりに囚われた鼠は、ジェイズ・バーでの最後のビールを飲んで、この街を出ていく決心をする。

こんな話ですが・・・

私の心には全く響かなかった。笑

展開からエピソードのひとつひとつ。

とても詳細のところもあれば、

ありえないくらい端折っている感じ。

これが村上ワールドなのか。笑

せっかく読んだので印象的なことは

メモしておきたいと思います。

双子の女はイカれてます。笑

配電盤を取替えに来た業者が、

双子の女に圧倒されて、

古い配電盤を忘れて行きました。

双子の女は、

その配電盤に固執し愛情を注いで行くが、

区切りなのか、別れなのか、

その「配電盤の葬式」が行われます。笑

おかしいと思いますが、

私の読解力がないのかも知れない。

相変わらず不思議な印象で、

本書も私の村上春樹は

終わって行きました。笑

01 th in September / 244 th in 2023