ざっくばらん / 本田宗一郎


本田技研工業が四輪車製造に進出する前。

昭和35年(1960年)創業11年目に、

本田宗一郎氏が自ら著した本書。

自分が生まれる10年弱前。

63年前に発刊された本ですが、

様々な刺激を頂くことが出来ました。笑

「見たり」「聞いたり」「試したり」

3つの知恵がある。

いちばん大事なのは「試したり」

世の中の技術やは「見たり」「聞いたり」が多くて、

「試したり」が、ほとんどしない。

「試したり」多ければ失敗も多いが、

比例して成功も多くなる。

ただやれと指示するのと、俺がやってみて大丈夫だったから「やってみろ」というのでは、安心感がちがうので「試したり」を大事にする。

人生は学校の試験ではない。

カンニングは勝手であり、聞いてもいいし、盗んでも良い。知らないことこそ、恥じるべきであり、知ったかぶりこそ最低の行為。

世間の「アンケート」を参考にすると斬新的なことは出来ない。

伝統が無いことを伝統にしたい。

「日に新た」という、伝統を残したい。

様々なビジネス本を読みましたが、

63年前の本に、とても感動させて頂きました。

私の会社にホンダの車は「N‐VAN」が1台あるだけですが、

なにか違うホンダ製品を購入しようと思う。

そんな本書でありました。

忘れていました。

「CO-MA-ME」という、

小型の耕運機を持っていました。笑

12 th in October / 272 th in 2023