著者はクリニックで4000人を超える患者の食事記録と向き合い、最新の栄養学に基づいたアドバイスについてまとめ、本書は、60歳を境に身体の変化に合わせ、食生活を根本から見直す必要性を説く内容になっています。
印象的だったのは「たんぱく質ファースト」の提案だろうか。若い頃は「野菜ファースト」が推奨されるが、60歳以降は筋肉量減少(サルコペニア)を防ぐため、肉・魚・卵・大豆製品を先に摂るべきと指摘しています。
また、骨粗鬆症予防にはカルシウムだけでなくビタミンDやたんぱく質が重要で、極端な糖質制限や1日1食は低栄養を招くリスクがあるという。
脳の健康を守る食べ方や、見た目の若さを保つ栄養素についても具体的に解説されており、なんとなく自分で理解しているつもりでいた、栄養素のことについて、理解を深めることが出来た印象です。
聞いたことのなかった、「かきくけこ、やまにさち」。【か】海藻類【き】きのこ類【く】果物【け】鶏卵【こ】穀類・芋類【や】野菜【ま】豆類【に】肉【さ】魚【ち】チーズ。1日に摂りたい10品目の食品の頭文字を指す言葉。
私はまだ58歳ですが、60歳になったら「かきくけこ、やまにさち」なったら目指そうととは思いますが、とてもこれを毎日、全部食うのは不可能のような気がします。(笑)
高齢になると食欲が落ちるのは日々痛感していますが、それが栄養不足になりやすいという現実を知り、固定観念を捨てて柔軟に食事を調整することの大切さを知ることが出来ました。
健康寿命を1年でも長く伸ばし、いつまでも酒が飲めるよう、日々の食事には気をつけたいと思います。(笑)
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