小さな連続起業家が最強の安定職である:貯金0円から誰でもできる / 白石久祈


 24歳で入った会社を8ヶ月でやめて、連続的に事業を立ち上げた著者のハナシです。そのノウハウや思想が語られています。50ページしか無いのですぐ読めます(笑)。

「何かしたいけど踏ん切りがつかない」「挑戦したいけど失敗するかも」こう考えている方に勇気を与えることができれば幸いです。と、著者は本の紹介で書いています。

 確かに大きなベンチャーを初めて世界に進出しようとか、億万長者になろうという大きいハナシでない分、自分のみじかになにか、事業につながるチャンスがあるのでは無いかと考えさせてくれる内容でありました。

 そして連続してたくさん事業をやることにより、リスクを分散できるし、コロナ禍のように、駄目な分野もあれば、それを補えるだけの、良い分野の商売もしてくださいという教えです。そんなに上手くは行かないだろうと、少し冷めてしまう所もありました(笑)。

 気になった一文があったので書き残しておきたいと思います。

 生活する上で、特に日本人は同調行動をとりがちです。同調行動とは、周囲の人が行うことを、自分も無意識に真似することです。そして、自分と同じ行動をする人には、好意を抱くのです。「みんなと一緒だと安心する」だからこそ、日本は起業家が育たないとも言い換えることができます。

 人間はどのように「同調行動」をおこすのか。私が宴席のあと、2次会に誘われた時に断らないのは同調行動なので「無意識」に決断している。こんど、ヨメに「なんで、そんなに飲んでこねぇ〜ばねぇ〜のすか!?♡」と、攻められたら言い訳に使ってみようと思います(笑)。

06 th in January / 06 th in 2024