螢・納屋を焼く・その他の短編 / 村上春樹


村上春樹の短編集です。

村上春樹のイメージは長編ですが、あえて短編集。

kindle unlimitedには、著者の作品はなかったので、

Kindleで著者名「村上春樹」「価格の安い順」で

一番上に来た本書。¥455で購入してみました。笑

村上春樹さんの本はちゃんと読んだ印象が無い。笑

手に取ったことは何度もあるが、

何故かしっくりこないというか、読んでも読んでも、

理解できないというか、苦痛になる印象です。

最後まで読めた印象がない。

しかし、ここ数年これくらい読書にも親しんでいるし、

先日読んだ「100歳まで読書 / 轡田隆史」にも、

「村上春樹を読め」と書いてあったので、

最近、太宰や芥川を読んだように、

とりあえずは読んでおかないとダメだろう。

そんな使命感の読書です。笑

・螢
・納屋を焼く
・踊る小人
・めくらやなぎと眠る女
・三つのドイツ幻想

「蛍」は「ノルウェイの森」の土台を築いた短編らしい。

「踊る小人」はキスをするとき、女の顔が崩れていく様子がグロテスクだった。笑

「納屋を焼く」が一番印象的だったろうか。

結婚パーティで「僕」は「彼女」と出会い付き合い始める。彼女」は外国に行き、違う「恋人」を連れて帰り、たまに3人で酒や大麻をやる。

僕と恋人が二人きりの時、こんな言葉を口にした。

「時々納屋を焼くんです」

彼は、納屋へガソリンをかけ火を放ち焼いてしまうのが趣味だという。また近日中に辺りにある納屋を焼く予定を告げる。

気になって仕方ない「僕」そして居なくなる「彼女」

相変わらず、訳がわからない。笑

これが文学なのか。

これが村上ワールドなのか。

もう少しいろいろなものを読んでみようと思います。

18 th in August / 234 th in 2023