世界の性習俗 / 杉岡幸徳


自分の妻を旅人に貸し出すとか、

耳たぶが大きいほど美人だとされたとか、

不倫が合法どころか奨励されるとか、

神殿で神聖なはずの巫女が売春するとか、

女性が600年以上も立ち入ったことのない国があるとか、

服が存在せずいつも丸裸の民族とか、

一人の女が多数の男と結婚するとか、

死者や植物と結婚したりセックスするとか、

処女は結婚できないとか、

男でも女でもない第三の性が存在するとか、

例をあげただけでも、お腹がいっぱいになりそうです。笑

一番印象的だったのは、

誰でもセックスできる「村妻」です。笑

コンゴのレレ族には、1950年頃まで、

村に「村妻」(ホホムベ)という女性がいた。

これは、村の男なら誰でもセックスできる女性。

レレ族の村の女性のうち、十人に一人が村妻だったという。

村妻は、敵対する村から誘拐されたり、

誘惑されて連れて来られた女性たち。

こう言うと、とんでもなく野蛮なシステムのように、

感じられるが、夫の暴力に耐えきれずに逃げ出し、

「村妻」になるケースもある。

女性の「駆け込み寺」的な意味もあったという。

「村妻」は非常に特権的な地位にあった。

「村妻」になってからのハネムーン期(6か月)は、

すべての労働を免除され、より抜きのご馳走で歓待される。

「村妻」の仕事はただ一つ、

村の男たちと寝床を共にすることだけ。

ハネムーン期が終わると、「村妻」は一定数の男に割り当てられる。

彼らだけに「村妻」の小屋で寝る権利がある。

男の数は、初めは5人ほどだが、「村妻」が気に入らない男を追い出したり、男同士の嫉妬やもめ事があったりして、だんだんと減っていく。

「村妻」が子供を産んだら、村のすべての男が父親になるという。

生まれた子供には、更に特権が与えられる。

素晴らしいシステムでは無いか。笑

「少子高齢化」

「地方衰退」

「若手労働者不足」

そんなことを嘆く位ななら、

宮古市も条例を新設し、「市妻」をどこからから、

連れて来るなり、サラってきたらいいのに。笑

酔っているので書いてみました。笑

27 th in July / 210 th in 2023