30人以下の中小企業が求人広告なしで定着人材を採用する方法 / 岡本健太

ハローワークでは応募が集れない。

求人広告に○○万円も払ったのに採用できない。

人材紹介に○○万円払ったのに1ヶ月で退職された。

一番大きな理由は、人口減少。

2000年の成人数が164万人なのに対し、と2020年の成人数は123万人。

約40万人も減っている。

最近ニュースで報じられていた出生数は80万人。

今の成人数と比べて、3分の2。

20年後には3割が減少する。

数字だけでみても、とても深刻な状況です。

だからこそ、普通にやっていては採用しようがない。

中小企業は大企業と比べて、残念ながら人気がない。

2020年の新卒採用では、大企業の求人倍率が0.42倍。

300人未満の中小企業は8.62倍。

10社近くで一人の学生を取り合っている状況だと言う。

私の会社で、若い人を雇えないのは

数字だけみても、明らかな事実です。

こんな状況だからこそ、ハローワークや求人広告といった、

今までのやり方で採用活動をしていたのでは、

「良い人材」どころか、「人を採用する」ということが

難しくなっているという。

しかし、こんな環境下でも、人を採用できている会社はある。

そんな事例をたくさん知ることが出来ました。

3年後のナンバー2を今から採るべき理由だとか。

「緊急かつ重要」な採用ばかりするから失敗するとか。

やるべきは「重要だけど緊急じゃない」採用だとか。

indeedが最強である理由とか。

採用にペルソナを設定するべきとか。

求人原稿のポイント「Why」で心を動かせとか。

面接のリマインドをするべきとか。

面接は異常な空間であることを認識しろとか。

「圧迫面接」は昭和の価値観で令和は「ファン化面接」を目指すべきだとか。

新入社員をフォローし離職しないアクションを起こすべきだとか。

私はもちろん昭和生まれなので、理解できない世界がある。

しかし、今の価値観からするべき、

求人活動があるのだろう。

そんなことを痛感させてくれる内容でありました。

求人活動をする際には、本書で学んだことを参考にし、少しでも有効活用できるよう心がけたいと思います。笑

9 th in ​​March / 58 th in 2023