ハローワーク採用の絶対法則 0円で欲しい人材を引き寄せる求人票の作り方/五十川 将史

中小企業の約74%が人手不足だと感じており、そのうち20%は「かなり深刻」と認識しているという。

ご多分に漏れず、私もそんな事を思っている。笑

本書はこんな問いかけから始まります。

あなたは、「ハローワークでは、〝本当に欲しい〟人材を獲得できない」と思い込んでいませんか?  ハローワークで求人を出しても、「やる気をあまり感じられない方」、「定年間近の方」、「未経験の方」の応募ばかりで、選考や面接をすること自体が時間の無駄だと感じていませんか?

もしかしたらバブル期を超える人材不足の現代においては、ハローワークで人材募集をしても応募そのものがなく、求人費用が無料のハローワークなどではそもそも人材を採用できないと諦めているかもしれません。

 現在、私は社会保険労務士として、求人費用が無料のハローワークを徹底活用した中小企業の採用活動をサポートする仕事に携わっていますが、このような考えを持つ社長や採用担当者をたくさん知っています。私も民間の中小企業で採用担当をしていた経験がありますので、その気持ちはよくわかります。

ハローワークでは、求職者に向けた履歴書、職務経歴書などの応募書類の書き方や面接指導を無料で行っています。しかし、人材を採用しようとする企業に向けた求人票の書き方支援や、ハローワークの活用法についてのサービス提供はほとんどありません。企業の求人リテラシーもまだまだ高いとはいえず、無料で活用できるハローワークに特化した採用支援への社会的なニーズ・期待は大きいと感じています。

生まれ育ち、慣れ親しんだ地元で働くことができる。

魅力ある地元の企業で働き、都市での生活に負けない豊かな社会生活、家庭生活、人生を送ることができる。

地元でどうしても働きたいという人たちに対し、求人広告費をかけたくてもかけられずハローワークで求人を出しているという社長、採用担当者に読んで欲しい。

そんな内容でございました。笑

ほぼ、コピペでやめておきますが、非常に勉強になりました。笑

若い人が来ないと嘆くより、今度求人票を書くときは最大限に本書で学んだことを利用してみたい。

また、若い人を入れて欲しいと言う従業員に、これを読んで求人票を書いて欲しい。そんな依頼をするときにバイブルになるのでは無いか。

そんな1冊でありました。笑

3th in August / 214th in 2022