株式会社タイムカプセル社/喜多川泰

将来の自分に手紙を書く。

学校などでよくある企画です。

当時住んでいた場所にそのまま居ればすんなり届く。

しかし、 複雑な事情が重なり届かない。

それらを届ける役割を担う、タイムカプセル社。

十年前の自分が未来の自分に宛てて書いた手紙を読むことを通して、自分が素直な気持ちで実現したかった夢、抱いていた希望に気づかされていく、5人の登場人物。

手紙を届ける主人公。その相棒。

受け取る側は感動、手紙を渡す自分も気付きと成長。

人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。

日々の生活の中で忘れてしまっていた、自分が抱いていた夢や希望を思い出だす。

子供の頃には「夢を持て」そう言われる

ある年代から「現実を見ろ」と言われる。

自分も含め、大抵の大人が夢をあきらめ現実を見る。

自分は10代の時、どんな50代を夢見ていたのだろう。

これからの10年はどうしたいのか。

日々の仕事やいろいろなな繰り返し。

あまり長期スパンを考えない。

過去の自分から手紙はもらうことは出来ないけれども、

未来の自分に手紙は書ける。

「タイムカプセル郵便」

そんなサービスもあるようです。

現在の状況を踏まえ、10年後の自分はどうしたいか。

あらためて考える上でも、将来の自分に向けて手紙を書く。

試して見ようか。

そうなふうに思わせてくれる一冊でありました。

喜多川泰さん、8冊目。

「ストーリーに自己啓発」は毎度のことですが、

自己啓発部分が他の本より少ない分、

ストーリーは一番、楽しめました。(笑)

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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