「日本人の3人に1人が寝たきり」になる時代だという。これまで「体によい」とされた、ウォーキングを、少し違った角度から注意喚起しているような内容です。
「健康に効く歩き方・健康を害す歩き方」
そんな内容がまとめてある感じでしょうか。
著者は、群馬県中之条町の65歳以上5000人を対象に24時間、365日の活動を追跡調査して、膨大なデータをもとに、ついに「健康に効く歩き方」「健康に悪い歩き方」を見つけたという。
それが「歩数」だけではなく、
「運動強度」が大切だという。
研究の過程の中では、「1日1万歩以上は意味がない」「1万歩以上歩くと、免疫力が低下し、病気になる」という気になることも書かれています。
私も散歩は結構していますが、いつも耳読書をしているので、なんの苦もなく5kmでも10kmでも歩くのですが、長い距離を歩くと非常に疲れます。そして、その恩恵として「酒がうまい」のですが、「歩き過ぎる=飲み過ぎる」となり、具の骨頂です。笑
本書では、一日8,000歩でその内、20分の中強度の運動を推奨しています。中強度とは早歩きや、大股歩きで、「なんとか会話できる程度」の運動を心がけると良いという。
著者が導き出した健康長寿を実現する黄金律
『8000歩/20分』
今度の散歩では、20分はそんな強度をイメージして歩きたいと思います。
04 th in October / 264 th in 2023