現代のソーシャルメディア時代に「売れる」文章の本質は「共感」にあるということを示唆し、どのように文章を作成すればよいのかを、実践的に解説し指南しているといった感じの本書です。
かつてのように恐怖をあおったり、強引に売り込んだりする手法は通用しなくなり、信頼関係を土台にした文章が求められる。
著者は「共感される」ためには、まず書き手自身が「相手に共感する」ことが必要だと説いています。
核心となるのが「エンパシーライティング」。一枚の「エンパシーチャート」を使い、「埋める→貼る→つなぐ」の三ステップで文章を組み立てる。
エンパシーチャートとは、著者が考案した「共感を生み出す文章」を作るための1枚のシート。相手のポジティブ・ネガティブな感情やセリフ、本音、ゴールなどを付箋に書き出し(埋める)、感情の起伏を曲線で並べ替え(貼る)、それをストーリーとしてつなげる(つなぐ)ことで、売り込み感のない自然な文章が書けるようになります。センスに頼らず再現しやすいのが特徴だという。
まず相手のポジティブ・ネガティブな 感情やセリフ、背景、求める行動、ゴールなどを付箋に書き出し、曲線を描いて感情の起伏を可視化し、ストーリーとしてつなぐ。これにより、売り込み感のない自然なセールス文章が生まれる。売れる文章には八つのメカニズムがある。
①書く前にゴールを明確にする②相手のハッピーのために書く③求める行動を一つに絞って提示する④ネガティブな側面にも寄り添う⑤ストーリーの力を借りる⑥論理×感情×あなたらしさで組み立てる⑦望む世界観を表現する⑧五つの型(なんで→なるほど→それならば/序論→本論→結論/共感→新しい世界→呼びかけ/旅立ち→試練→帰還/自分→私たち→今)を活用すれば良いという。
また、文章単体ではなく「売れるプラットフォーム」の構築も重要。ストック型コンテンツを作り、メルマガやセールスレターで導線を整え、無料プレゼントなどで成約率を高める三ステップで、見込み客が自動的に集まる仕組みを整えるとよいという。
なんかわかったようでわからない感じですが、本書を読んでとても印象的な言葉があった。
一行目は二行目を読ませるためにあり二行目は三行目を読ませるためにある。
確かに読んでいて、面白そうと思うものはどんどん読もうと思うが、そうでない文章も多い。
「共感される」ためには、まず書き手自身が「相手に共感する」ことが必要ということを意識して、次の行を読ませるための文章を書けるよう、心がけたいものですね。(笑)
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