大橋弘祐さんが素人のふりをしてプロにお話を聞くという、「難しいことはわかりませんがシリーズ」というのかわかりませんが、「1億円貯める方法を教えてください」「がんにならない方法」に続く3冊目のアウトプット。
まず最初にいっておくと、この本は「銀行員」と「保険の営業」をしている人は、絶対読まないことをオススメします。自分が世の中にとってとても悪いことをしているのではないか、そんな罪悪感を感じることでしょう。(笑)
難しい専門用語を避け、銀行や保険会社の「売りたい商品」ではなく、本当に役立つ方法だけを伝えています。
核心はこんな感じです。まず銀行には近づかないこと。窓口で勧められる商品は手数料が高く、顧客より銀行が儲かる仕組みが多いから。SBI証券や楽天証券などのネット証券を利用しろと説いています。
まず、お金を3つに分けます。
①当面の生活費(給料の2〜3ヶ月分)は普通預金で手元に置く。
②安全に保ちたいお金は「個人向け国債(変動10年)」に。国が元本を保証し、銀行預金より金利が良い。
③減らしても平気な余裕資金だけを投資に回す。リスク資産は「最悪3分の1減ってもいい額の3倍まで」が目安。
投資の方法は極めてシンプル。全世界の株式に分散投資する低コストのインデックスファンド「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」いわゆる「オルカン」を買う。
いつ始めるか? 「今」または給料が出たとき。
どこで? ネット証券。
どうやって? NISAやiDeCoを最大限活用して非課税の恩恵を受ける。
いくら? 生活に無理のない範囲。
あとはひたすら長期間待つだけ。相場の動きに一喜一憂せず、積立を続ける。アクティブファンドや外貨預金、毎月分配型は避け、手数料の安さを最優先にする。
保険は必要最低限に。高額療養費制度があるので医療・がん保険は基本不要。生命保険は家族が困る場合だけ、安い掛け捨て型で十分。
持ち家は「家賃がもったいない」だけで買わず、ローン返済を投資と捉えつつ慎重に判断を。
老後資金は「年金360万の法則」で考えると不安が和らぐ。月に1万円多く使いたいなら、30年で360万円必要という計算をする。
年金は思ったよりしっかりもらえる。要するに、余計な商品に惑わされず、低コスト・分散・長期の原則を守り、税制優遇を使いながらほったらかし運用する。
これだけで素人でも年間5%前後の運用を目指せると本書は説いています。
私も投資信託は少し持っているので、たまに証券会社のサイトは、たまにみます。どれくらい上がっているか、下がっているか気になるのは確かなので見たくなるのです。(笑) 投信を買う以上、値上がりする商品を選びたくなるのは当たり前のことです。
しかし、本書でオルカンを一押ししている理由のひとつに信託報酬の安さをあげていた。信託報酬とは、投資信託を保有している期間中にかかる運用・管理のための費用(手数料)のことです。オルカンは年率 0.05775%と非常に安く設定されています。
信託報酬の年率目安として、 インデックスファンドでは、 約0.1% 〜 0.3%程度とされ、0.5%を超えると割高といわれています。 アクティブファンドでは、 約1.0% 〜 2.0%程度と高いのはファンドマネージャーの人件費が入るからです。
例えば100万円の投信を持っていたとして、オルカンは年間577円しかかからないのに、信託報酬が2%のアクティブファンドだったら、2万円掛かるわけです。この19,423円の差が如何に大きいかがわかるでしょうか。
せっかく本書で学んだので、iDeCoの銘柄をチェックしたら何本か信託報酬が高いやつがあったので、迷わずオルカンにスイッチングして、毎月の商品別配分も変更しました。(笑)
あと、投信には信託報酬のほかに、購入時手数料というものがあるのですが、これ以上書くと、銀行から融資してもらえなくなると困るので、やめておこうと思います。(笑)
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