難しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください! / 水上治,大橋弘祐

がんの基礎から予防・検診・告知後の対応・治療選択までを、前に読んだ『難しいことはわかりませんが1億円貯める方法を教えてください!』と同じく、素人がプロに聞く対話形式でわかりやすく解説した内容になっています。

最大のポイントは「知識を身につけること」。これが予防と生存率向上の鍵だと強調しています。

がんは毎日約5000個の異常細胞が生じますが、大半は修復や免疫で処理され、残ったものが20〜30年かけて大きくなる。痛みはほぼなく、死の原因はがんそのものではなく臓器機能の障害。

遺伝の影響は小さく生活習慣が主因。タバコが約30%、食事・肥満が約30%、運動不足が約5%で、これらを改善すればかなり予防可能だといいます。

予防では農薬や食品添加物を気にしすぎず、むしろ無農薬のカビ毒を避ける方が大切だといいます。カビにはとても強い発がん性を持つものがあり、防カビ剤よりカビを口に入れないことがとても重要だという、初めて聞く話はとても新鮮でございました。

肉は週2〜3日・500g以内に抑え、魚を優先。日本人は塩分過多で胃がんリスクが上昇するので塩分を減らし、にんにく1かけら、きのこ、コーヒー数杯、野菜・果物を積極的に摂れば良いという。

著者自身も絶対摂らないというマーガリンは避け、毎日60分程度のウォーキングと週1時間の息が弾む運動をすれば良いという。激しい運動は絶対やめた方が良いと書いてありました。

BMIは25〜26.9がリスク最低だといいます。私は計算したら21くらいだったので、痩せすぎでダメらしいです。

ピロリ菌検査からの除菌も有効だとのこと。私は20年くらい前に除菌をしましたが、はたして私の体の中にはいないのだろうか、そんなことを思う。

健康診断や人間ドックでは早期がんは見つかりにくく、進行してから発覚しがち。必須は肺(胸部CT)、胃(内視鏡)、大腸(内視鏡)の3つで死因の4〜5割をカバー。さらにエコーで肝臓・胆のう・膵臓などを調べるべきだという。

告知されたらまずその場を離れ冷静になれ。そして余命は当てにならず信じない方がいいという。すぐに手術せずセカンドオピニオンを取り、日本の手術偏重を認識して欲しいと著者は説いています。

放射線や抗がん剤のメリット・デメリットを確認し、免疫療法も選択肢にいれるべき。ポジティブな気持ちを保ち、希望を捨てないことが重要。

「治療一切不要」は誤りで、早期発見なら多くが治るらしい。来年早々人間ドックを受診することになっておりますが、変なものが見つからないことを祈り、本日もお神酒を捧げようと思います。

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