本書はアルコール依存症治療の専門医が書いた、お酒との付き合い方を見直すための実践的な内容となっています。
著者はまず「お酒は薬物である」と断言し、「酒は百薬の長」という古い常識が誤りであることを、科学的な根拠とともにわかりやすく解説しております。
毎日飲む習慣は、すでに依存症の危険サインであり、脳の報酬系が徐々に蝕まれ、耐性がついて量が増えていく仕組みを丁寧に説明しています。
本書で特に印象的だったのは、お酒をやめたときの具体的なメリットだろうか。肌の調子が良くなる、睡眠の質が向上する、集中力が高まる、お金が貯まる、がんや認知症のリスクが減るなど、身体的・精神的な変化がデータとともに示されています。
また、禁酒・減酒の方法として「飲酒記録をつける」「周囲に宣言する」「代替飲料を見つける」といった、意志に頼らない「仕組みづくり」を提案しています。
私は依存症レベルでお酒を飲んでいる人ですが、本書を読んで自分の飲酒習慣を振り返り、オレは大分やべぇ〜レベルなんじぇね。と、そんなことを思わされました。(笑)
本書を読んだ人は、自分の飲酒習慣を見直したり、少しずつお酒の量を減らしてみようと、大抵の人は思うかも知れませんが、私は無視して今晩もお酒をいただこうと思います。(笑)
7月12冊目_2026年113冊目