「空腹」は最高の健康習慣 ホルミシスが人生を変える/青木厚

 著者の青木厚さん、”「空腹」こそ最強のクスリ ” に続く2冊目のアウトプット。前著をアウトトップしたのは、2025年7月18日。その時の書いたのをみたら、当時の私はとても痩せた時期で、「空腹を楽しむ」という観点で読書をしていたらしいです。(笑)

 アウトプットする段階で、古いアウトウットをみたら、少し違った面も発見できたりして、これはこれでアウトプットしている甲斐があるのかも知れません。(笑)

 本書では、著者は自ら舌がんを宣告された経験から、さまざまな論文を読み解き、「16時間断食」というシンプルな方法にたどり着いたという。 

 本書の核心は「オートファジー」の活性化。睡眠時間を含めて16時間食べない時間を確保することで、細胞が自ら古くなったタンパク質や細菌を掃除し、新しく生まれ変わる仕組みが働く。

 ナッツやヨーグルト程度ならOKという緩やかなルールが続けやすい点も魅力的。この「16時間ダイエット」については、さまざまな本に書いているので、少し新鮮味に欠ける印象です。(笑)

 本書では題名にも入っている「ホルミシス」について触れています。

 ホルミシス(Hormesis)とは、大量に摂取したり浴びたりすると有害となる物質や刺激が、極めて微量であればかえって生体に有益な作用をもたらす現象のこと。

 空腹や軽い寒冷などの適度なストレスが、逆に免疫力向上や代謝活性化をもたらすという生物学的逆転現象であり、1日3食が当たり前だと思っていた私たちは、常時食べ続けることが内臓の負担や高血糖、老化を招くリスクがあるという。

 アドバイスとして、免疫力向上、腸内環境改善、体重減少、肌の若返り、高血圧・高血糖の改善、がんや認知症予防など、多様な効果が期待できると説かれておりました。著者自身や糖尿病患者への適用で成果を上げているという。

 忙しい現代人にとって、お金も手間もかからない「空腹」という健康法。私は日ごろ、「腹を減らすことは良いこと」と思っている人間なので、少し自分の考えを後押ししてくれる内容ではありました。

 しかし先日、読んだ「60歳から食事を変えなさい/森由香子」には、16時間ダイエットも、1日3食とらないことも、とんでも論的な扱いでしたが、私は著者の味方になって、空腹論者でいたいと思います。(笑)

7月15冊目_2026年116冊目