建設業でも採用できるようになった 採用の本当のところ / 橋田功

建設業で採用成功できるまでの道のり。

応募がこない理由はどこにあるのか。

何をすれば応募者から連絡が来るのか。

どうすれば採用がうまくいくのか。

建設業界に限らず、すべての業界に通用する『採用する際の秘訣』

著者は解体工事会社の採用担当らしい。

求人広告のプロは採用のプロでは無い。

広告をとりお金を集めるのが仕事。

そんな奴らの言いなりになるべきではないという。

自分たちのことは自分たちが一番わかる。

強みに加えて、弱みや悩みも共有し時代に合わせて発信する。

特筆すべきは面接のテクニックだろう。

面接官の立場が求職者より上と思うべきではない。

ちゃんと対策し求職者に失礼のない態度で接するべき。

著者は面接で求職者に対しこんなことを言うらしい。笑

『会社として合否の判断をさせていただきますが、○○さんも会社に対して合否を出してほしいです。僕というフィルターを通して、判断してください。必要であれば職場見学、現場見学もしていただくこともできます。入社してこんなはずじゃなかった……となってしまうことがお互いに良くないので、避けるためにも聞きにくい事もしっかりと聞いて下さい。僕も、気になったことは聞かしていただきますので、そういった面接にさせていただければと思います。』

面接で採用しても、断られる場合もある。

仮に入職したとしても、早期離職する。

この一言で、それらの確立が大分減るという。

本書はすごく短いです。笑

その分、すっと頭に入ってくる。

現在、人材派遣、人材紹介などがはびこる世の中。

本来するべき当たり前のことを、忘れているのではないか。

そんなことを考えさせてくれる、

短いですが、有意義な内容でございました。笑

20 th in ​​March / 69 th in 2023