スタート! / 中山七里

他の本を読みながら、たまに読む。そんな読み方をしたので、全体像がさっぱりぼやけていたので、あらすじはWikipediaから拝借です。笑 くだらないバラエティ番組の仕事ばかりやらされるテレビ局に別れを告げ、映画の世界に飛び

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ライアの祈り / 森沢明夫

「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」に続く、青森三部作です。「青森ドロップキッカーズ」は結構前に読んでいましたが、最近「津軽百年食堂」を読んで、2冊は関連しており、その集大成が本書と言うことを知り迷わず読了です。

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津軽百年食堂 / 森沢明夫

大森食堂の長男、大森陽一は、大学卒業後に店を継ぎたいと願い出たが、父から他の店での修行を言い渡される。東京の中華料理店で修行を始めるが、店を飛び出して首となる。その後は、プロダクションと契約し、バルーンアートなどをイベン

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秋山善吉工務店 / 中山七里

家が火事になって父親が死んだ、母親と二人の息子たちは、父親の両親と暮らすことになった。 その祖父が営む秋山善吉工務店。80代の祖父は棟梁で昔ながらの頑固おやじ。近寄り難い雰囲気を持ち、はじめはそりが合わないが、母親と息子

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謎とき村上春樹 / 石原千秋

本書は、村上春樹の『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』の5冊を取り上げ、著者ならではの謎ときというか、物語の分析や、登場人物の関係性

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水曜日の手紙 / 森沢明夫

水曜日の出来事を綴った手紙を送ると、見知らぬ誰かの手紙が届く、「水曜日郵便局」 絵本作家になる夢を諦め、日常に追われていた主人公は、自分の思いを綴り、手紙を出す。 返ってきた誰かの手紙に励まされて、新しい行動をする勇気を

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羊をめぐる冒険 / 村上春樹

読んでも読んでもわからない、村上春樹探しの旅は、相変わらずわかりません。笑 本書のあらすじはこんな感じです。 妻は出て行くが「ぼく」は完璧な耳を持った女と付き合う。謎の右翼の大物の秘書が現れ、背中に星の斑紋のある羊を探し

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東京タワーが消えるまで / 森沢明夫

ライブハウスで出会ったバンドに惚れ込んだ主人公(女、独身、32歳)。彼らをプロに育てるべく、会社をやめて一人でインディーズのレコード会社を設立。全てを賭けて彼らのために奔走するが、大切なライブ当日にメンバーが現われず、元

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テニスボーイの憂鬱 / 村上龍

「”おまんこ”ってなーに?」「女の子のおちんちんだよ」大人から教わった子供は幼稚園で大騒ぎ。笑 これほど「おまんこ」と書かれた文章を読んだのは、初めてかも知れない。笑 地主の一人息子のテニスボーイ。ステーキ屋の経営や妻子

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父と私の桜尾通り商店街 / 今村夏子

読んでいなかった今村夏子さんの短編集。 ●白いセーター 彼氏の姉の子守から始まるクリスマスイブ ●ルルちゃん 近所の人形に固執する奥様のハナシ ●ひょうたんの精 急に痩せたチアリーダーの先輩のハナシ ●せとのママの誕生日

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