著者の豊富な実績のもと、地方や中小企業の採用活動について書かれています。
ある製造業では1〜2件だった応募者数が、4か月で250名に増え、20名の採用に至ったとのこと。また、採用経験がなく予算もゼロだったベンチャー企業には、2か月で150名の応募が殺到したとの例も紹介されています。
採用活動は他社との競争であり、戦略的に行えば大手企業にも負けない優秀な人材を確保できると述べています。本採用活動で行き詰まった場合のチェックポイントや、採用活動のフレームワーク、地方・中小企業の採用戦略、職場の魅力を伝える方法などが記載されています。
採用活動を通じてあなたの会社に、生き生きとした未来を描いてほしいとの思いを込めてありました。笑
時代に合った採用媒体の選択、
募集条件における給与の適正化、
役員が会社の魅力を正しく伝えることが重要。
求職者の視点で応募〜入社を考える。
予算が少なくても、やり方次第。
ターゲットの明確化。
適切な採用手法と使用ツール。
応募を促すための「釣り竿」と「エサ」の作り方。
などなど。笑
求職者を採用するためには、市場に散らばっている求職者の中から適切な人材を見つけ出す必要があり、そのためには自社の魅力と市場とのバランスを考える必要があるという。
競合相手と競わなければならないような状況でどう戦うのか。
とても勉強になる1冊でありました。
19 th in March / 68 th in 2023