バブル:日本迷走の原点 / 永野健二

日経新聞で40年間にわたり経済記者を務めた著者。 当時の政治家や官僚、 経営者へ取材した内容をもとに、 バブルとは何だったのか、 その前兆として何が起こっていたかが 細かく丁寧に記されています。 バブル経済やそれを引き起

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稲荷山誠造 明日は晴れか / 香住泰

一代で成り上がった金融会社社長の誠造。隠居し「会長」になったが、影では実権を握っている。そんな誠造の元に、若者が手紙を携えてやってくる。彼は既に縁を切って20年以上になる娘の桃代の息子、一度も会ったことのない誠造の孫の翔

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椿山課長の七日間 / 浅田次郎

突然死んでしまったデパート店員。 死後の世界で裁きを受ける。 納得できない、やり残したことだらけ。 裁きの場で悪あがき。 姿を変えて7日間、生き返るお話です。 デパート店員の他に、 間違って殺されたヤクザの親分、 交通事

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海を抱いたビー玉 / 森沢明夫

物にも「魂」が存在する。 壊れたら新しいものを購入する。 現在当たり前になったような概念を、 すべて否定するわけでは無いが、 日本人の美徳として、 長く使える物は、ちゃんと扱い、 大事にすることによって、 「魂」や「心」

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スタート! / 中山七里

他の本を読みながら、たまに読む。そんな読み方をしたので、全体像がさっぱりぼやけていたので、あらすじはWikipediaから拝借です。笑 くだらないバラエティ番組の仕事ばかりやらされるテレビ局に別れを告げ、映画の世界に飛び

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ライアの祈り / 森沢明夫

「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」に続く、青森三部作です。「青森ドロップキッカーズ」は結構前に読んでいましたが、最近「津軽百年食堂」を読んで、2冊は関連しており、その集大成が本書と言うことを知り迷わず読了です。

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