著者の葉桜夏樹さん。
「人間床」に続いて実は2冊目。
アルトカルシフィリアとは?
簡単に言えば、女性から靴で踏まれることに興奮する性癖です。笑
残念ながら私にそんな性癖は無い。笑
しかし、この本を読んでいる最中、
とある宴席でこの性癖について話したら、
とてもウケが良かった。笑
知っておいて損が無い情報であるのは確かだろう。笑
婦人靴を扱う会社で働く主人公。
そこは男性のいない女性ばかりの会社。
社長をはじめ、社員全員が若くて美しい。
主人公の仕事というか役割は「生けにえ」笑
最初は親切だった彼女たちだったが、
やがて彼女らの嫌悪の対象となり、
主人公は床を這う虫同様に扱われる。
ハイヒールで蹴られ、踏みつけられ、その靴底を舐める日々。
壮絶な踏みつけ地獄のその行き着く先は?
突拍子もない展開に、
ただただ関心します。笑
本書の表紙にはこう綴られています。
私は踏み潰されるただの虫でした。気持ち悪いという理由だけで、彼女から踏み潰される虫なのです。
前書もそうでしたが、踏まれる虫たちに嫉妬心が芽生えるようです。
著者の作品はこの性癖に偏った作品ばかりです。
実は3冊目も読んでいます。笑
3冊目は虫に対する憧れなのか、小人になってしまうんです。笑
ハイヒールのピンヒールで頭部を潰され、
ローファーの踵で下半身を潰される描写が出てきます。笑
読み終わったら、またレポートしようと思います。笑
25 th in October / 285 th in 2023