翻訳事務所で生計を立てる「僕」ひょんなことから双子の女の子と
共同生活が始まる。平凡な労働と奇妙な共同生活。
「僕」は、ある時ピンボールに心を奪われる。ジェイズ・バーで鼠が好んでプレイしていた。そのせいなのか「僕」も憑りつかれたように夢中になる。
鼠は大学を辞めて以来、ジェイズ・バーに通って、堕落した日々を送っていた。設計事務所で働く女性と関係を持つが、そのことで酷く悩んでしまう。
わだかまりに囚われた鼠は、ジェイズ・バーでの最後のビールを飲んで、この街を出ていく決心をする。
こんな話ですが・・・
私の心には全く響かなかった。笑
展開からエピソードのひとつひとつ。
とても詳細のところもあれば、
ありえないくらい端折っている感じ。
これが村上ワールドなのか。笑
せっかく読んだので印象的なことは
メモしておきたいと思います。
双子の女はイカれてます。笑
配電盤を取替えに来た業者が、
双子の女に圧倒されて、
古い配電盤を忘れて行きました。
双子の女は、
その配電盤に固執し愛情を注いで行くが、
区切りなのか、別れなのか、
その「配電盤の葬式」が行われます。笑
おかしいと思いますが、
私の読解力がないのかも知れない。
相変わらず不思議な印象で、
本書も私の村上春樹は
終わって行きました。笑
01 th in September / 244 th in 2023