ざっくばらん / 本田宗一郎

本田技研工業が四輪車製造に進出する前。 昭和35年(1960年)創業11年目に、 本田宗一郎氏が自ら著した本書。 自分が生まれる10年弱前。 63年前に発刊された本ですが、 様々な刺激を頂くことが出来ました。笑 「見たり

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死刑について / 平野啓一郎

死刑廃止の国際的な流れに反して、 死刑制度が残っている日本。 支持する声も根強いし、私もどちらかといえば、極刑として「死刑」は存在して良いと漠然に思っていたし、犯罪抑止力に少しは効果があるのではないかと、そんなふうに思っ

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天国までの百マイル / 浅田次郎

バブル崩壊後、経営していた会社が倒産し、 妻子も失い、今は知合いの 会社の世話になっている安男。 給料は子供の養育費ですっからかん。 そんなある日、母・きぬ江が倒れたと、 知らせが届く。 難手術に主治医は二の足を踏むが、

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バブル:日本迷走の原点 / 永野健二

日経新聞で40年間にわたり経済記者を務めた著者。 当時の政治家や官僚、 経営者へ取材した内容をもとに、 バブルとは何だったのか、 その前兆として何が起こっていたかが 細かく丁寧に記されています。 バブル経済やそれを引き起

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稲荷山誠造 明日は晴れか / 香住泰

一代で成り上がった金融会社社長の誠造。隠居し「会長」になったが、影では実権を握っている。そんな誠造の元に、若者が手紙を携えてやってくる。彼は既に縁を切って20年以上になる娘の桃代の息子、一度も会ったことのない誠造の孫の翔

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椿山課長の七日間 / 浅田次郎

突然死んでしまったデパート店員。 死後の世界で裁きを受ける。 納得できない、やり残したことだらけ。 裁きの場で悪あがき。 姿を変えて7日間、生き返るお話です。 デパート店員の他に、 間違って殺されたヤクザの親分、 交通事

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海を抱いたビー玉 / 森沢明夫

物にも「魂」が存在する。 壊れたら新しいものを購入する。 現在当たり前になったような概念を、 すべて否定するわけでは無いが、 日本人の美徳として、 長く使える物は、ちゃんと扱い、 大事にすることによって、 「魂」や「心」

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