我が家には6坪ほどの庭があり、
そこに妻が、様々な植物を植えています。
パッと見、そこは「失敗園」
たくさん、植えすぎです。笑
その植物たちの囁きが聞こえたので、
書きました。そんな、内容です。
正直な感想は、これほどの文豪になれば、
1940年の作品らしいので、もう83年前。
母の生まれた年ではないか。笑
こんなものでも後世に語り継がれるのか。笑
そんな感じの「やっつけ感」満載の印象でありました。笑
身のならないトウモロコシが、トマトに寄り掛かれば、
「お前は竹じゃないのか?」とか馬鹿にしたり、
石だらけで足を伸ばせない大根が、ごぼうのふりをするとか、
ヘチマは、自分が絡むはずの棚が不格好なのは夫婦喧嘩をしながら作ったせいだとか、
この庭では女王と思っていたバラは、近所の人が来て私をきれいと言ってくれるのに、ペコペコ頭を下げる主人は頭が悪い。
更に新芽をちょんちょん切って、ほんと馬鹿じゃないかと罵る始末です。笑
いろんなレビューを見ましたが、
「植物は不自由だが、人間は動けるので自由」
そんなことを「太宰は言いたかった」とか、書いてあるものが多いですが、私には読解力が無いせいか、そんな主張のかけらを感じることは出来ませんでした。笑
理解するためにも「違う太宰」を放浪してみようと思います。笑
08 th in August / 224 th in 2023