裁く眼/我孫子武丸

漫画家を目指している主人公。

一度「賞」をもらうが売れずに似顔絵書き。

ある日ひょんなきっかけから、世間が注目する連続殺人事件の裁判の法廷画家となる。

自分がやりたいことでは無いけれど、

お金の為にと真面目に描画。

隣の席に座った先輩の女性法廷画家。

彼女が羨むほどの圧倒的画力。

被告人は謎の美女。

率直な眼で書いた自分の絵。

テレビニュースで放送された直後。

様々、身の回りに起きる事件。

同居する姪の女子中学生は探偵気取り。

ミステリなのでこのへんで辞めておきます。笑

最後に北尾トロさんが、こんな解説を書いています。

著者は相当取材したに違いない。傍聴に行っただけでなく、法廷画を書いている人やTV局の人に話を聞いたのでは無いだろうか。それくらい描写が細かい。法廷画そのものを真正面から取り上げ、構想されたミステリなのだ。

私も法廷画なんて、「ニュース用のイラスト程度」としか認識していませんでした。

どんな人が書いているのか。

その人はそれだけでは食えないはず。

どんな人生。背景があるのか? 笑

これからは違った視点で裁判のニュースを見れるような気がします。

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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