著者は「食品安全教育研究所」代表。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓に届くまでの、さまざまな食の現場で品質管理に携わる。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハム・ソーセージ工場、ギョーザ・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け惣菜工場、卵加工品工場、配送流通センター、スーパーマーケット厨房衛生管理など。
その経験から業界の問題点を指摘しており、食品の裏の裏まで知っているという感じです。(笑)
第2章の「激安の現場を行く」では、激安スーパー、100円回転寿司屋、激安焼肉屋、激安居酒屋、牛丼屋、弁当屋、立ち食いそば屋、焼き鳥屋について触れています。
コストを下げるために、工場で大量生産の添加物まみれで、人権費削減で職人を雇わない業界体質をとても再確認することが出来ました。
とりあえず大手チェーンをこき下ろしています。しかし「大戸屋」についてはとても高い評価をしていました。
大根おろしは、客の注文があってから、すりおろすのだという。豆腐はちゃんとにがりを使って店内で作っているという。鰹節は店内の「鰹節削り機」で毎日削っているという。本当なのか、こんど社長に聞いてみようと思います。
昔からある「地元の小さい豆腐屋」をとても信頼していることが紹介されていた。これも豆腐屋のねえさんに教えてあげようと思います。
2月1冊目_2025年12冊目