AI分析でわかった トップ5%社員の読書術 / 越川慎司

 出来るやつは本を読んでいるので、こうやれば読めますよ的な読書指南本です。著者自身も読書嫌いだったが克服して、現在は年間400冊もよんでいるらしい。

 こんな人にオススメだと書いてありました。仕事が忙しすぎて、最近本が読めていない。せっかく本を買っても、なかなか1冊読みきれない。積読本が溜まって罪悪感がある。読み終わっても、仕事に活かせている実感が薄い。

 私が該当するのは、最後の「仕事に活かせている実感が薄い」くらいだろうか。(笑)

 5%社員が実践している、読書を習慣化する方法は次の点だという。未読の本は、表紙が見えるように置く。最初からすべて読み切ろうと思わない。買ってすぐに10ページ読む。喫茶店で読書する。

 電子書籍しか基本買わないし読まないので、置くアクションはありませんし、喫茶店にいく習慣はありませんが、湯ったり館にはよく行くので、昼飯を食いながら読書しています。

 最初から全部読み切ろうと思わないのは、普段から心がけています。全部読まないといけないという、そんな罪悪感がすごく読書の意欲が欠けるのをよく知っているからです。(笑)

「トップ5%の社員は一般の80倍耳読書をしている」という節がありました。本書でもオーディブルを推奨しています。私ももちろん利用していますが、私はそれ以外にKindleをiOSに読み上げさせるという技も使っており、車の移動中はほとんど耳読書しています。

 読書本にありがちな「アウトプットのススメ」にも触れていました。私もこうやって書いていますが、本書に「10分以内にアウトプットする」ということが書かれていた。それを読んでとても思ったことがありました。

 どうせ、俺の書いたアウトプットなんか、誰もみていないのでもっとカッコつけないで、勢いで書こう。内容より、読んだ後の勢いというかスピードのほうが大事なのではないか。そんなことを考えさせてくれる本書でありました。

 今まで書いたアウトプットは何回か読み直して、少し直したりしてから上げていましたが、これからは書いてそのまま上げて、後から気になったら直せば良いんじゃね? そんな自分に変化があったので、これからは勢いを大事にしようと思います。(笑)