著者の本、実は3冊目。
1冊目は「人間床」
2冊目は「ハイヒールで踏まれて」
2冊とも題名がいかにもですね。笑
本書はアルトカルシフィリア(女性から踏まれることに興奮する性的嗜好)に加えて、マクロフィリア(巨大女性へのフェティシズム)が加わり、もう訳の分からない世界です。
前書2冊もそうでしたが、踏まれる欲望を持つ人は、踏まれる虫とかの小動物に嫉妬心というか、あこがれを持っているようでした。
本書ではその欲望の現れなのか、コビトになってしまいます。笑
中学生の美太郎は児童が三人だけのちいさな養護施設にいる。施設の経営者で養育者でもある鬼木は、美太郎に当たり屋まがいの「踏まれ屋」(女性の前にわざところび、踏まれることでカネをたかる行為)をさせてカネを稼がせていた。また他の二人の児童には虐待を繰り返していた。養育者としてはまったくふさわしくない悪党だった。美太郎たち三人は鬼木の施設から逃げ出した。カネのない三人は踏まれ屋で稼ごうとする。しかし、うまくいかず精神的にも肉体的にもぼろぼろになる。居場所のない三人は神社の拝殿で休むことにする。しかしそこは巨大な女性たちが自身の快楽のためだけにコビトを踏む異界だった。
巨大な女たちは、ハイヒールを履いた女もいれば、ローファーを履いた女もいる。
床にコビトをセロテープで貼り付けます。
ハイヒールのカカトで頭部をグチュっと潰し、
ローファーのカカトで下半身だけを踏んでヒネる。
そのサイズ感はちょうど良いというから、
コビトのサイズは10センチくらいだろうか。
骨が砕ける音。飛び散る体液。
平べったくなるコビトたち。
すごいものを読ませて頂きました。
宴席でネタにできるよう、
話術を磨きたいと思います。笑
02 th in November / 288 th in 2023