本書で初めて知ったが「シントピカル読書」という言葉がある。
同じテーマについて書かれた複数の本を読む。
私は「読書する人だけがたどり着ける場所/齋藤孝」で知った、
「1テーマ5冊でランクA」をすごく意識しているので、
まぁまぁ実践出来ているのでは無いかと、
思っていたが、本書はそれを、
「ビジネス書」に絞っています。
私も非常に感じていた事がある。
ビジネス書は、たくさん読んで学び、
知れば知るほど、何をしたらいいのか、
分からなくなる。笑
そんなジレンマがある。笑
そんな矛盾を本書は、面白おかしく、
ツッコミながら、解き明かしてくれます。
本に書かれている情報は、著者の偏見である。笑
物事に対して、肯定的な本があれば、
必ず、否定的な本が存在する。
1冊だけ読んで何かを論じると、他人の意見に引っ張られてしまうので、賛成派と反対派、両方の本を読んだ方がいいという。
「シントピカル読書」の真髄はそこにある。
色々な立場の人が論じているものを合わせて読むことで
自分の意見を醸成させることができるし、
多角的な視点を組み合わせることで、
1冊では見えてこなかった
答えが見えてくることもある。
本書で引用されていたのは題名の通り100冊。
自分が読了済みのものは15冊程度だった。
「シントピカル読書」出来ているのもあれば、
出来ていないものもあった。
出来ていない分野ほど、
自分の頭が、決めつけていることが多い。
そんな印象を本書から、学ぶことが出来ました。
「1テーマ5冊でランクA」だけではなく、
これからは「シントピカル読書」
特にビジネス書系は、
意識しようと思います。笑
28 th in July / 211 th in 2023