SDGsの大嘘 / 池田清彦

ヨーロッパのことわざ、格言にこんなものがある。

「地獄への道は善意で舗装されている」

「SDGs」は善意という鎧をかぶった、EUから始まる市場資本主義の極まりだという。

掲げられた17の目標は一つ一つは誰もが賛同できる綺麗事。

しかし冷静に考えると2つ同時に達成出来ないものがいくつかある。

「飢餓をゼロ」にするには「海や陸は豊か」にならないし、

「エネルギーをみんなに」したら高騰し、ますますみんなに届かない。

一番起因する「人口問題」に触れていない。

私達はSDGsのこれに取り組みます。

そんな風に書いてある企業のホームページがある。

取り組むなら、17すべて取り組むべきなのに、

必ず2つか3つしか取り組めない。

それくらい、矛盾がある「SDGs」

人口がここ100年でどれくらい増えたのか。

二酸化炭素はそんなにワルモノなのか。

増えれば増えるほど、温暖化するのか。

科学的根拠は実際、乏しいという。

太陽の黒点の数に地球の温度は左右されるとか。

世界的な火山爆発があると1℃くらい簡単に下がるとか。

著者は二酸化炭素を布団に例えていました。

布団を1枚かけるより2枚掛けた方が温かい。

では、5枚。8枚。10枚。

ある段階から、暖かさは変わらない。

著者は「ほんまでっかTV 」に出ています。

「CO2はいくら出しても構わない」

そんな発言をすると必ず、編集でカットされるという。

完全にメディアを利用して、国民をコントロールしています。

SDGsで誰が得をするのか。

なぜ、金融機関は「SDGs」について、聞き取りをしてくるのか。笑

そんな事が非常に理解できた1冊でありました。

自分がやるかやらないかは別にして、

もっと理論武装するため、たくさん読書しましょうね。笑

24 th in January / 24 th in 2023