無病法/ルイジ・コルナロ

私も大分少食系の本は読んでいるつもりですが、初めて耳にした「ルイジ・コルナロ」著者は16世紀のイタリアで102歳まで生きた。当時としては驚異的。ミケラン・ジェロやダ・ヴィンチよりもヨーロッパでは有名らしい。

40代で飽食が原因で健康を害し、死の宣告までされたという。

それで行きついたかの「極少食」

彼はその体験をもとに、食を節すること(極少食)がいかに心身ともに良い影響を与え、また人間の運命をも変え得るものかを、人に伝えるため83歳から書いて配り始めたという。

その手記は評判を呼び、各国で翻訳されながら読み継がれ、500年もの時間を経て、私も目にしている。笑

長い講話は頭に入らないので短くする。という著者に対して、翻訳者が私も既読済みの様々な書籍を引用し、少食の素晴らしさについて説いています。

なにせ500年も前の人の話です。

良くビジネス書は何を読んでも、カーネギーの「道は開ける」やナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に原点があると、そんな事を言う人がいる。

少食系の本はこの本が原点にあるのではないか。

そんな事を思わせてくれるそんな内容でありました。笑

1th in June/159th in 2022