自己肯定感と聞くと、なんとなく「自信過剰な感じ?」かとなんとなく考えていましたが、実際は、長所・短所にかかわらず「ありのままの自分」を価値ある存在として肯定し、尊重する感覚であり、成績や能力、他者からの評価といった「条件」を付けず、存在するだけで自分はこれでいいと認められる心境。
自己肯定感が低いのは「損な役回りをさせられているだけ」。低いままで頑張っても中途半端になりやすく、成果が出にくいという。
自己肯定感が高い人は失敗してもすぐに立ち直り、学習・成長が加速し、周囲の人間関係も良い方向に回りやすい。「自己肯定感が低い方が謙虚で愛される」というのは幻想であり、実際は逆で、低い人は損をし、高い人の方が「おいしい生活」が送れると著者は説いています。
無理に「自分を変えよう」と頑張りすぎると逆効果。「今のままで十分」という視点が大事で、無理なく自然に上がっていく方法が中心。
自己肯定感が低い人の特徴・傾向の例がありました。
・他人の評価が非常に気になる
・ちょっとしたことでくよくよ落ち込む
・過去の心の傷が影響している場合が多い
・努力はしているのに「認められないのは運が悪いだけ」とプライドだけ残る
・自分に厳しくダメ出しをし続け、脳が学習しにくくなる
逆に、自己肯定感が高い人の特徴の例もありました、
・メリット他人の目を気にせず行動できる
・失敗からすぐに学んで次に進める
・周囲に自分を大切にしてくれる人が自然と集まる
・良い影響が周りに波及し、みんなのメンタルが健康になる
ワタシは一体どっちなのか。(笑) どちらかといえば、高い方だと思いたい(笑)
自己肯定感を上げる具体的な方法として、本当に欲しいものを考えると良いという。「高級マンションが欲しい」「こんな恋人が欲しい」「フェラーリが欲しい」など、素直に願望を思い浮かべるだけで嫌な気持ちがスッと消え、自己肯定感が上がるという。
他には、過去の心の傷を癒すことが大事だという。自己肯定感の低さの根本原因となっている古い傷に気づき、優しく寄り添う。また、成功しているイメージを持つこと。
しかし本書の結論的には、「自己肯定感を無理に上げようと頑張るのをやめる」ことで、かえって自然に上がっていくという逆説的なアプローチを推奨しています。
レビューでこんなことを書いている人がいました。
「自分はダメだと思い続けている人」「頑張ってるのに報われないと感じる人」に向けた人に、優しい一冊だと思うのでオススメします。
私も同感です。(笑) まるで自己肯定感が低いのは悪いみたいな題名なのに、無理にあげようとするんじゃない! そんな提言をしてくれる本書でありました。(笑)