ブスの瞳に恋してる / 鈴木おさむ

 おもろすぎました。笑 なんで、今まで読まなかったのか。そんな後悔の念が出るレベルです。

 結婚までの過程。大島実家への挨拶。新婚初夜。その後のチンコ病。チンコのサイズを電池に例えているあたりに、著者の才能をとても感じました。(笑)

 普通の夫婦では、とても考えられない様々なことが2人の間では起こります。一応わたしも妻帯者ですが、こんなことが自分に起きたら、妻から「私は出ていきます!」そんなことを妻に言われるのではないか。そんなエピソードがたくさん登場します。

 夫婦の間で「屁」をするという、そんな著者のこだわりがありますが、それを上回る大島美幸の「うんこ」に関するクダリが最高です。

 著者の文章力もありますが、私も「うんこタレ」なので、大島美幸さんの「うんこを出したい」という欲求を、とても共感することが出来ました。

 ウンコがしたくなったら全てそれに捧げたい人。ウンコが出っ詰まると思考力が亡くなる人。そんな人は本書を読めば、とても共感をもらえる一冊だと思います。(笑)

10月10冊目_2024年186冊目