中国経済崩壊宣言!/ 高橋洋一,石平


 中国の不動産バブルは崩壊しつつあり、いよいよ中国経済崩壊が現実的になって来たという。 すべての根源は、習近平と言う老害の経済音痴が愚策を重ねたため。そもそも共産圏では民主主義国とは違い一定以上の経済発展は出来ないという。

 中国経済をなんとかするためには一つの部門だけに頑張ってもらうだけでいいという。その部門は・・・国家統計局。ようするに数字をごまかして発表すればいい。なんとも中国らしい。笑

 しかし日本経済は中国経済に依存している。中国経済が崩壊すると、日本経済への影響は極めて大きくなる。いかに日本への影響を小さくするか。

 中国経済の悪化は、独裁者習近平による軍事的行動につながる可能性は、歴史が証明している。 台湾有事、尖閣危機、沖縄危機へつながるリスクを増大させる。いかに沖縄が危うい場所なのか、何かの本でも読んだことがあるが、軍事的に重要な位置にあることなのが本書でも再確認させられた。

 中国の脅威を阻止するためにも、日本の防衛力の増強は急がなければならない。そして私達に出来ることは、親中派の候補には票を入れないことだという。

 中国の経済成長は著しく、日本はもう置いてきぼり。そんなことを書いてある本は多いが、そもそもそんな中国の発表している数字は本当なのだろうか。本書の内容は多岐にわたっておりましたが、それが率直な感想です。

 政治家が奥さんを伴わないで中国に何回も行っている人は、たいてい「色仕掛け」にかかっているという。それを防ぐため、首相や大統領が外国を訪問する時は、ファーストレディが同伴するのが常になっている。なるほど。笑

 私もこれからは「色仕掛け」に合いたくないので、どんなところに行くときも、偉大な嫁に同伴してもらおうと思います。笑

This is the 15th book in March and the 60th in 2024.