イーロン・マスク関連は前に「TECHNOKINGイーロン・マスク奇跡を呼び込む光速経営/竹内一正」「イーロン・マスク 次の標的 IoBビジネスとは何か/ 浜田和幸」を読んで、本書はそれに続く3冊目。
本書は、世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を書いた著者による作品です。ジョブスはもう亡くなりましたが、現在世界で注目を集める起業家イーロン・マスクのストーリーが語られています。
2年の長きにわたり、アイザックソンは影のようにマスクと行動を共にし、打ち合わせに同席。工場を一緒に歩き回った。また、彼自身から何時間も話を聞いたし、その家族、友だち、仕事仲間、さらには敵対する人々からもずいぶんと話を聞いたという。確かに今まで読んだ本の中では、一つ一つのエピソードが一番生々しい印象です。笑
本書は上巻ということで、イ―ロン・マスク生い立ちから始まり、起業から成功までのプロセスを十分堪能できる一冊です。下巻は書籍でお金を出せば読めるらしいですが、Audibleで4月には聞けるらしいので、それまで待ってから聞いてみたいと思います。笑
テスラ、スペースX、ボーリングカンパニー、ニューラリンク、そんな起業の背景やエピソードは知っていることがだいぶありましたが、ツイッターを買収した経緯は読んだ本が古いこともあって、初めて耳にすることが多くあり、とても興味深く知ることが出来ました。
毎回この手の偉人の本を読むと思いますが、頭が良くて、行動力がずば抜けているのはスタートラインに立っているだけで、人間を人間と思わないような冷たさを同時に兼ね備えていないと、こんな成功者にはなれないのだろう。スティーブ・ジョブスとイーロン・マスクの本を読むたびに思います。
二人に憧れを持ち、その下で稼いでみたいと思う人はいるかも知れない。私は知れば知るほど絶対無理だと再認識させてくれる内容でございました。笑
This is the 2th book in March and the 47th in 2024.