海外の生活を経験したことがある人と話した時、日本に居ては絶対感じられないであろう思想や行動。そして経験など。とても興味深く聞かせてもらう時がある。本書はそんな体験の集大成といった感じでしょうか。
このシリーズは「1」も「2」も読みましたが、如何に自国しか知らない自分も含めた人間にとって、日本は世界標準とかけ離れている反面、如何に幸せな国民なのか。そんなことを感じさせてくれる内容でありました。
●国際的危機、戦略大外れの仰天顛末
●各国「コロナ対応」のその後……
●「東京五輪」世界の反応はどうたった?
●日本代表に「外国ルーツの選手」が多かった理由
●世界の「日本人気」に意外な新展開!
●日本の街の風景が「海外動画サイト」で大人気
●海外の人がやたらと歌舞伎町に詳しい理由
●世界各国「国民性イメージ」の大嘘
●意外! ?欧州マウンティング狂騒曲
●カツカレーがイギリスで独自変異を遂げていた!
●なぜ海外の人々は日本の駄菓子をわざわざ輸入するのか
●日本人女性がやたらと国際結婚をする理由
●育児や家事負担の不平等、世界事情では? など
世界を見る目が“ガラッ”と変わる! 新しい体験をあなたに。
本の紹介にはこの様に書いてありますが、3冊目ともなる本書を読んでも、新しい発見をたくさんできる内容です。
イギリスで如何に国民食になり、カツ抜きのカレーが、カツカレーになっていくと言う文化。スワッピング(乱交)が盛んどころか、行政も黙認する様子。オリンピックが如何に世界が注目していないか。イギリス王室のプリンセスの名前は「リリベット・ダイアナ・マウントバッテン・ウィンザー」これがどれだけ非人道的なのか。
「リリベット」とは、エリザベス女王が子供のころ、自分の名前を上手く言えず「リリベット」と言っていたのを使用した名前であり、日本語にたとえるなら「えりざべちゅ」だという。
私の名前は「だいすけ」です。孫に「だいちゅけ」と名付けるようなものだという。こんな名前に関する報道は気にもしませんでしたが、海外の報道に追随して日本の報道も報じれば、共通の認識を得れるのに、なぜ日本独自にアレンジするのだろう。そんなことを思う。笑
本書のシリーズはまだ次作もあり続いています、そして著者はツイッター(現X)で人気者です。彼女のツイッターはもちろん、次作もぜひ読んでみようと思います。笑
02 th in January / 02 th in 2024