クマ撃ちの女 1 /安島薮太

先日読んだ「ヤマケイ文庫 ヒグマとの戦い/西村武重」で興味が出たので、何か無いかとKindleUnlimitedを物色したら出てきたので読んでみる。笑

クマを求めて狩りに没頭する女。

それを本にしようと取材するライターとの物語。

まだ狩りに対して自信が持てない女に対し、

ライターの過剰とも思われる期待。そして疑問。

山では私の言うことは絶対聞くこと。獲物を運ぶのを手伝うこと。それを条件に、女の猟に同行することに許可を得る。

私はヒグマを撃ちたくて撃ちたくてたまらないんです。

あなたが死んでも良いからクマが撃ちたい。

それでも同行取材するのかと、ライターに詰め寄る女。

同行取材4日目。射撃場を訪れ管理人に、忠告を受ける。

「アノ娘はいつ死んでもおかしくない。軽い気持ちならやめたほうがいい。死ぬ。」

そして雨の降る中、山に向かう二人。

念願のクマに出会う。訪れる緊張感。

果たして仕留めることは出来るのか。

苦しい状況の中、女は禁断とも思われる方法を使い、

クマを撃ちに行く。果たしてうまく行ったのか?

それとも自分たちが犠牲にならなければならないのか。

そんな1冊です。笑

KindleUnlimitedで何冊か読めるようなので、続けて読んでみようとおもいます。

5th in September / 243th in 2022

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