ダイエットが失敗するのも、タバコがやめられないのも、精神的に不安定なのも、勉強がつづかないのも、脳が原因で、すべて腸が解決してくれるという。
「脳」が体を支配しているのではなく、「腸」が脳と体を支配している。脳は、意志薄弱で、ストレスにさらされると、すぐに快楽に飛びつく。
たらふく食べて、おしゃべりして、運動して、セックスする。これで脳は満足してしまう。しかしそれらは、だまされやすく、偏見まみれ。笑
反対に、腸は、意志が強い。
「健康を守るという使命に忠実」で、体に悪いことは、便通や不調を通じて、つねに警告を発する。
だまされたり、勘違いすることもない。なぜ、脳はバカで、腸はかしこいのでしょうか?そんな提案のもと、様々な事例を元に興味深い持論を説いています。
腸内細菌についていろいろと書かれていますが、著者は意図的に サナダムシ を体内に宿していたと言う。
現在はサナダムシがいる日本人などなかなかいない。それでもまだ、北朝鮮にはいるらしく、それを得るため北海道産の鮭を何百匹も仕入れ、幼虫を探し出して飲むのだという。笑
自分の体内に宿るサナダムシに名前を付け、愛情を注ぐ姿。微笑ましいのか、なんなのか、よくわからないレベルです。笑
「腸」にスポットを当てていますが、そんな中、注目している生物として「ミミズ」が大分登場します。
私は知りませんでしたが、ミミズを原料とする滋養強壮剤。効き目がスゴイいらしい。そんな記述が有りました。「食用ミミズ」というキーワードも登場。ネットでググりましたが、たしかに食用ミミズは存在する。
むかし、マクドナルドとか、ホカ弁のハンバーグはミミズが入っていると、そんな噂があったのを思い出す。笑
なんかミミズに興味が出て来ました。なにか、ミミズに関する本も読んでみようと思います。笑
24th in May /156th in 2022