強面国家・北朝鮮の化けの皮/薄木秀夫

北関連の本は10冊クライ読んだだろうか。

北朝鮮の本は安定しておもろい。笑

単純に日本と違うところ。

そして信じられないような事実。

そんなことを垣間見ることが出来るのが

要因なのかも知れない。笑

本書は北を訪れた筆者が垣間見た、

北朝鮮公式ガイドと言っても良いだろう。笑

過去に読んだ本は、北朝鮮に潜入。

「真実を暴いて見せる」

そんなスタンスの本が多かったが、

本書は「北の指示のまま」

政府公認の「公式ツアー」?

そんな体験から感じた

北朝鮮を垣間見ることが出来ます。

「真実を暴いて見せる」的な

変なことをしようとしたエピソードは特に感じられませんが、

その分、事細かなところまで。

「るるぶ」レベルで北朝鮮を体感することが

出来ました。笑

いろいろな項目がある。

観光地から美女軍団。

家庭事情から食糧事情。

特に冷麺事情など奥が深すぎた。笑

将軍の切手はちゃんと使えるのか。

北での書店歩きが最大の楽しみだと言う。

そんな中に「焼肉とホルモン」という項目がある。

世界で牛肉を部位別に細分して味わう高度な味覚を持っているのは、朝鮮とアフリカのボディ族という。

英国は35分類。

日本は15分類にして食べるが、

ボディ族は51。

北朝鮮はなんと120に分けて食べるという。

日本もホルモン専門店が出来るほどなので、

昔に比べ、たくさんの種類を食べてはいるのでしょうが・・・

120とは恐れいりますね。笑

わたしが食ったことの無い、

美味しい食物が北朝鮮には、

たくさんあるのかも知れない。

是非、いろいろ食ってみたい。

北に行こうとは思いませんが・・・

日本の焼肉屋さんに是非探求して欲しい。笑

そんなことを感じさせてくれた、

1冊でありました。笑

5th in April / 104th in 2022