ケーキの切れない非行少年たち2/宮口幸治/鈴木マサカズ

妊娠して少年院に入院してくる非行少女は実際にいる。

妊娠初期であれば医療少年院で中絶を受けることもあるし、

出産することもある。

しかし社会に出ると多難な育児が待っている。

特に若年出産の場合、問題が起きる場合が多いという。

この著書ケースは15歳で妊娠8ヶ月で少年院に入院。

そして16歳で出産。

社会にいる母親に育児してもらうが、

自分が母親にされた様なことを、我が子にも行われる。

そして出所しても自分になつかない。

そんな我が子にも母親にされた様な虐待をしてしまう。

悪いスパイラルを繰り返す。

犯罪することはもちろん悪いことだけれども、

IQ70以下で知的障害と診断されるが、

IQ70から85の間を「境界知能」と呼ばれ、

14%・・・35人のクラスで約5人いるのだという。

人知れず孤独で苦しい思いをしている可能性。

知能が低いが故の犯罪も多くあるという。

例えばお金が必要なとき、

「働く」以外の選択肢として、「盗み」や「銀行強盗」

そんな言葉を並べるという。

知能の低さから同年代の女性に接することが出来なくて、

女児へのわいせつ行為へ走るものもいるという。

少年院に入院した感想を求めると、

「楽しそう」など、自分の置かれている環境を

全く理解していないものも多いという。

KindleUnlimitedで1冊目は読みました。

この「2」は即購入して読みました。

近々、「3」が出るらしいです。

間違いなく、買うでしょう。

Amazonの販売戦略に負けっぱなしです。笑

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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