ケーキの切れない非行少年たち1 /宮口幸治/鈴木マサカズ

原作はだいぶ前に読みましたが、これは漫画版の1冊目。

先日読んだ「どうしても頑張れない人たち」からの振り返り。笑

著者は少年院に出向する精神科医。

少年少女に対し入所時必ず面談。

その中でテストをするのだと言う。

100から7を引くと。それから7を更に引くと。

こんな簡単な問題に答えれない入所者が多いのだと言う。

そして題名にもあるケーキ。

紙に丸を書き、ケーキを3人で食べる時、同じ量に分けるのにはどうやって切ったら良いと思う?

ベンツマークの様に分けれない入所者が多いのだと言う。

IQ70以下の人は知的障害とされ、約2%いると言う。

IQ70から85の範囲を境界知能といい、

一昔前にはボーダーラインの精神遅滞と言われて

全体の14%。35人のクラスであれば、約5人いると言う。

知的障害とは認識されないまま年を重ねる。

社会には、それだけしんどい人や

苦しい思いをしている人がいる。

犯罪に至った人たちに対して、

憎しみ以外の観点でも見てほしい。

著者はそんな事を説いています。

1冊目はKindleUnlimitedで読めましたが、

2冊目は購入しなければ読めないようです。

まんまとKindleの販売戦略にはまりそうです。笑

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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