祝祭と予感 / 恩田陸

『蜜蜂と遠雷』スピンオフ短編小説。6編。

亜夜とマサルとなぜか塵が墓参り。

審査員ナサニエルと三枝子の若き日の出会いから結婚。

巨匠ホフマンが幼い塵と初めて出会った瞬間。 

作曲家・菱沼忠明がコンクールの課題曲を決めるきっかけ。

など。そんな6編。

「蜜蜂と遠雷」で描かれるコンクールの課題曲。

宮沢賢治の「春と修羅」がモチーフになってます。

自分の教え子が岩手に帰り、ホップ農家を営みながら、

作曲に精を出す。

経過を年賀状で毎年報告を受けるが、

突然の死。

盛岡に向かう、菱沼忠明。

教え子の名は「小山内健次」

この曲を二人のケンジに捧げる。

そんな言葉で締めています。

『蜜蜂と遠雷』を読んだ人には、また彼らに会える。

そんな感覚はありますが、読んでいない人にはなんのこっちゃ。

そんな風に思うでしょう。笑

三枝子は映画で斉藤由貴が演じています。

斉藤由貴の若い時をイメージできる年代として、

「スケバン刑事」のイメージが邪魔をしてしょうがありませんでした。

そんな読書となりました。笑

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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