漢字廃止で韓国に何が起きたか/呉善花

日本でいきなり漢字廃止・仮名専用政策がとられたら、いったいどんなことになるのか。

新聞、本、目にする文字が全部ひらがな。

とても想像できない。

すべてが、幼稚園児の作文の様になるだろう。

まさにそうした事態が起きた韓国。

それが漢字廃止・ハングル専用政策。

1956年韓国生まれの著者。

漢字は小学校3年生から習うのだという。

6年生になったとき、

今まで勉強した漢字は覚えなくて良い。

そう、先生に言われ「教室がどよめいた」ことを今でも覚えているという。

日本語の漢字でも「電機」や「伝記」同音異語が多数ある。

それらの区別がつかなくなるので、新たに造語を進めたのだという。

例として「身体障害者」を「手足の不自由な人」と言い換えようとするのと同じ。そう表現している。

漢字を読めない人が多くなったことには弊害が多くある。

昔の文献が読めない為、知的荒廃を推し進め、

世界一読書率の低い国民になってしまった。

そう、著者は嘆いています。

たしかに、平仮名だらけの本なんて読みたくない。笑

そして世界一難しいとされる日本語。

漢字一文字にある意味。

組み合わされることで想像できる意味。

日本人であることに、幸せを感じることに出来た。

そんな一冊でありました。笑

だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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