紀州のドン・ファン殺害
「真犯人」の正体
ゴーストライターが見た全真相
吉田隆
昨日のニュース報道を受け、
KindleUnlimitedにあったので即座にダウンロード。
ミーハー読書(笑)
連日、ワイドショーを賑わせている。
なにか、違った面から感じ取れるのか。
そんな風に思い読み始める。
著者の取材から書き下ろされたものではない。
著者は最初取材目的で「紀州のドン・ファン」こと野崎氏さんと面会。
そして意気投合。
幾度と無く連絡を取り合い、
度重なるやり取り。
記述を見る限り、ほぼ「親友」レベルの関係です。
ドン・ファンは自叙伝を自費出版で出したいと言い出し、
本人から聞き取り。関係のある女性の取材あり。
著者が書き上げたと言う。
そして出版する段階になり、お金を出すのが惜しくなり渋る。
そのため出版社から出したが、大ヒット。
「アメトーク」の「読書芸人」で
東野幸治が紹介したことが要因していると言う。
タイトルの「ゴーストライター」はここから来ている。
本のヒットにより、著者とドン・ファンはますます親密になっていく
「ヨッシー」(著者:吉田)と呼ばれ、
昨日逮捕された須藤早貴さんも「さっちゃん」と言う
そんなやり取りが続く。
そして訪れたドン・ファンの死。
すぐに駆けつけ、「頼りになる親戚」の様な働きをする著者。
死の後も「さっちゃん」を始め、お手伝いさん、
そして会社の人に、頼られ心の支えに。
そんな存在の著者。
内部の人間として語られた、流れるような展開。
仰天するエピソード。
ほぼ一気に読むことが出来ました。
そして、昨日、今日の報道を見て感じること。
「さっちゃん」が事件直後に報道陣を無視する様子。
テレビだけ見ていると、「さも悪人」の様な映像ですが。
「さっちゃん」が、そんな振る舞いをする理由が明確にわかります。
テレビでは言わない、そして言えないこと。
報道の汚さが少しわかった、そんな読書となりました。
著者が最後にこの様な言葉で締めくくっています。
事件直後から私が様々な探りを入れる質問をしてきたが、彼女の目が泳いだことは一度も無い、と言う事実がある。22歳の女性が、殺人を犯しておきながらそんなに堂々としていられるだろうか。これが、彼女と一緒にたくさんの時間を過ごした私の感想である。
私も同感です。
だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好きです。 平成元年から地元中小建設会社32年目。今は社長をしています。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Droneなど大好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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